帳票仕分けシステム

金融機関やメーカー向けに帳票の作成・検索・印刷などが可能なシステムを提供しているICTベンダーのA社様では、 お客様が手作業で行っている数千～1万ページの紙の帳票の仕分け作業を効率化できるシステムの開発を検討していました。 A社様ではPDF化した帳票データで自動仕分けできるソリューションを考え、その根幹部分の技術開発を当社に依頼。 当社のコア技術のひとつである「CoreEngine【PDF/PS】」を活用し、膨大なPDF帳票データの記載情報を読み取って、 定義ファイルの記述通りに自動仕分けできるシステムをご提案。A社様のソリューション開発をご支援いたしました。

【課題】
・金融機関やメーカーでは膨大な紙の帳票の仕分けに人手と時間がかかっていた
・帳票の仕分けルールが企業ごとに異なるなど複雑でシステム化が困難だった

【効果】
・大量のPDF帳票のデータを指定条件で自動仕分けできるシステムを構築、省力化と精度向上を実現
・定義ファイルに仕分けルールを記述することで複雑な仕分けにも対応できる仕組みを開発

・大量のPDFやPSファイルをサーバー上で編集・加工可能な 「CoreEngine【PDF/PS】」

手作業での煩雑な帳票仕分け作業を効率化し 精度向上を実現するシステムを提案したい

帳票の作成・検索・印刷システムなどを開発・提供しているA社様では、 大量のPDF帳票データをページに記載された内容をもとに仕分けできるシステムの開発を求められていました。 A社様のお客様となる金融機関やメーカーでは、数千～1万ページにもなる紙の帳票を印字された宛先部署名ごとに仕分け、 部署毎に配布するといった煩雑な業務を手作業で行っているケースが見受けられました。 それらの作業を効率化するシステムを開発し、お客様にご提案したいとお考えだったのです。

A社様が大量のPDF帳票をページ内容に沿って自動的に仕分けできるシステムを開発するにあたり、 採用したのは当社の「CoreEngine【PDF/PS】」でした。 この技術を採用したことで、企業によって異なる帳票の種類や仕分けのルールに柔軟に対応できる仕組みを構築したのです。

大量のPDF帳票を指定条件で解析して 自動的に仕分けするシステムを開発

A社様が大量のPDF帳票をページ内容に沿って自動的に仕分けできるシステムを開発するにあたり、 採用したのは当社の「CoreEngine【PDF/PS】」でした。

当社の「CoreEngine【PDF/PS】」を採用したことで、数千から数万ページという膨大なページ数のPDF帳票データであっても、 ページ内の情報を自動解析できるようになります。定義ファイルに解析や仕分けのルールを記述することで、 さまざまな様式の帳票に対してページの指定箇所を解析できるようになり、さらに、その結果に応じてPDF帳票データを自動的に分割できるようになります。 つまり、定義ファイルで解析や仕分けのルールを記述することで、さまざまな様式の帳票に対して、複雑な仕分けを自動で実行することが可能となるのです。

A社様では、「CoreEngine【PDF/PS】」を採用した帳票自動仕分けシステムを開発し、既存の金融機関やメーカーのお客様に導入をご提案しています。 実際に、この帳票自動仕分けシステムを導入した金融機関やメーカーでは、手作業による帳票仕分け作業が不要になり、 大幅な生産性向上を実現したとのこと。この事例は、当社が得意とするPDFに関する技術を活用し、煩雑な紙の帳票の仕分け作業を自動化した実績といえます。 当社は、「CoreEngine【PDF/PS】」の技術で、これからもA社様の新たな帳票関連ソリューションの開発をご支援して参ります。