印刷業務の効率化とコスト削減を可能にする技術
当社の「Web2Print」の技術概要について、オリジナルグッズの販売業者様での利用シーンをもとに説明します。
オリジナルグッズ販売業者様では、お客様からの名入れ、ロゴマークのプリントといったニーズにきめ細かく対応することが大切です。通常は、お客様の要望に合わせて販売業者様のデザイナーが名入れの場所やロゴの配置場所などをデザインし、そのデザインをお客様に確認してもらい、修正対応などをしてから入稿、印刷します。 ただし、こうしたデザインから印刷用データの作成までにかかる作業は、多くの販売業者様にとっての負担です。 ここを改善できるのが当社の「Web2Print」という技術です。
Web2Printを導入・活用すれば、販売業者様は購入希望のお客様にWebブラウザ上で名入れやロゴマークの位置などのデザインから 印刷用データの編集・生成までを簡単にしていただけるようになります。 同じようにオリジナルのTシャツやチームウェアの販売店様などでも、お客様にWebブラウザでデザインを決めてもらい、 そのまま印刷用データにまで簡単に仕上げていただけます。 お客様とのデータの確認・修正といった作業をせずに、お客様が入稿した印刷データをもとに素早く正確に印刷することができるようになるのです。
Webブラウザで見たイメージをそのまま印刷できる
Web2Printを活用するメリットは、それだけではありません。実際にTシャツやグッズに印刷してみると、 「Webブラウザ上ではきれいに見えていた色味が、印刷したらイメージが変わってしまった」、 「写真の解像度が低すぎて、印刷したらガタガタになってしまった」ということを耳にします。 ところが、Web2Printには、そういった心配はありません。 「Webブラウザで見たイメージをそのままを印刷できる」ので、 導入・活用される販売業者様やそのお客様にとっても満足度の高い仕組みをご提供できます。
それを実現しているのが、CoreEngine【組版】やCoreEngine【PDF/PS】といった当社のコア技術です。 Illustratorで作成したデザインテンプレートを元にした編集作業が可能です。 また、オンデマンド印刷やバリアブル印刷に対応したPDF、PostScriptの作成も可能です。
Web2Printは、さまざまなシーンでご利用になれます。 例えば、スーパーや家電量販店で使われている電子棚札のデザインでは、 データベースと連携して棚札に日々変動する価格データを流し込み、表示させるといった使い方も可能です。 その他、情報誌やパンフレット・チラシ、名刺、年賀状、フォトブック、POP・店内ポスターなど、 さまざまなデザインと入稿、印刷に関する業務をWeb2Printがサポートします。
仕様
下地/台紙の形式 |
SVG/PDF/BMP/JPEG/PNG/TIFF
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データソースの形式 |
CSV/XML/JSON/各種DB
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出力データの形式 |
SVG/PDF/PS/BMP/JPEG/PNG/TIFF/PPML/VIPP/FormedPS
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描画オブジェクト | パス |
パス
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テキスト |
テキスト
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イメージ |
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バーコード |
フォーム
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QRコード |
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サービス提供方式 |
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対応ブラウザ |
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